▲ これは明治末期、約100年前です。東海道線安城駅は、明治24年(1891)、安城ヶ原の中央部にできました。安城はこの駅ができてから、新しく誕生したまちです。写真左側方向にある駅前通りに、運送店、精米工場、飲食店、旅館、雑貨店などが少しずつできはじめたところです。
▲ これは約120年前(明治23年(1890))です。東海道線が開通しましたが、駅はありません。また、右上から左下に続く2本の太い線は「明治用水」です。この用水は、雨の少ないこの地域に矢作川から水をひく水路で、明治13年(1880)にできました。
▲ そして約90年前(昭和2年(1927))です。地図記号の山林は田畑に変わり、駅に通じる道路が整備され、安城駅を中心にまちができてきましたね。
▲ これが約50年前(昭和36年(1961))です。さらに道路が整備され、市街地が拡大し、駅を中心にまちが大きく発展してきた様子がはっきりとわかるでしょう。